前回名古屋に遊びに行ったときに、犬山城と熱田神宮、名古屋城と名古屋の観光ポイントを色々見てきました。


いずれもの観光ポイントも、見ごたえがあったので夫婦とも満足だったのですが、夫婦二人分の施設への入館料、入場料がバカになりません。
個々の施設は千円以下で安いものなのですが、その地域の色々な施設へ行くと、積み重なって日に何千円もの入館料、入場料を負担していることもあります。
そうすると段々、入場料に対する見方が厳しくなり、「この施設は入館料に見合うだけの楽しさはあるのか」などと考え始めて、せっかくの近くまで来ているのに、入るのを止めてしまうことも、しばしばあります。
民間の施設は仕方ないとしても、せめて公共施設をお得に回る方法はないかと調べていて、見つけたのがこれでした。
大阪周遊パス
大阪周遊パスとは、大阪の観光スポットの無料観光施設入場用バーコード付カード乗車券のことをいいます。
このパスで大阪市域で参加している電車やバスが乗り放題になるとともに、大阪の観光施設の入館料等が無料になるのですが、驚くべきは対象施設の多さです。
利用可能な交通機関
大阪地下鉄・大阪シティバス全線(一部路線除く)および、主に大阪市域の阪急・阪神・京阪・近鉄・南海で乗り降り自由です。
利用可能施設
大阪周遊パスは以下の施設で利用可能です。
なお利用にあたっては、細かなルールもありますので、詳細については公式HPを確認するようにしてください。
【クルーズ船】
- PIRATES OF OSAKA(道頓堀ミニクルーズ、通常料金1,000円)
- とんぼりRiver JAZZ Boat(ミュージッククルーズ、通常料金1,800円)
- とんぼりリバークルーズ(道頓堀クルーズ、通常料金900円)
- 中之島リバークルーズ(リバークルーズ、通常料金900円)
- 大阪水上バス天満橋ベストビュークルーズ(リバークルーズ、通常料金1,500円)
- アクアmini大阪城クルーズ(リバークルーズ、通常料金1,300円)
- 大阪水上バス アクアライナー(リバークルーズ、通常料金1,700円)
- OSAKA WONDER CRUISE(リバークルーズ、通常料金1,800円)
- 大阪城御座船(大阪城内壕クルーズ、通常料金1,500円)
- 帆船型観光船 サンタマリア デイクルーズ(大阪港クルーズ、通常料金1,600円)
- 帆船型観光船 サンタマリア トワイライトクルーズ(大阪港クルーズ、通常料金2,100円)
- キャプテンライン(ミニクルーズ、通常料金1,300円)
【博物館・美術館・ミュージアム】
- 上方浮世絵館(浮世絵美術館、通常料金500円)
- 大阪市立東洋陶磁美術館(陶磁美術館、通常料金500円)
- 絹谷幸二 天空美術館(最新型美術館、通常料金1,000円)
- 国立国際美術館(美術館、通常料金430円)
- 大阪市立科学館(科学館、通常料金400円)
- 大阪くらしの今昔館(住まいのミュージアム)(博物館、通常料金600円)
- 大阪企業家ミュージアム(ミュージアム、通常料金300円)
- 大阪歴史博物館(博物館、通常料金600円)
- ピースおおさか(大阪国際平和センター)(資料展示、通常料金250円)
- レゴランド®・ディスカバリー・センター大阪(屋内体験型施設、通常料金2,300円)
- GLION MUSEUM(クラシックカー博物館、通常料金800円)
- 大阪市立美術館(美術館、通常料金300円)
- 大阪市立自然史博物館(博物館、通常料金300円)
- さかい利晶の杜(茶の湯体験ミュージアム、通常料金300円)
- 堺市博物館(博物館、通常料金200円)
【動物園・植物園】
- 咲くやこの花館(植物園、500円)
- 天王寺動物園(動物園、500円)
- 大阪市立長居植物園(植物園、通常料金200円)
【公園・庭園】
- 梅田スカイビル 空中庭園展望台(展望台、通常料金1,000円)
- 大阪城 西の丸庭園(庭園、通常料金200円)
- 慶沢園(庭園、通常料金150円)
- 万博記念公園(自然文化園・日本庭園)(庭園、通常料金250円)
【史跡、寺院】
- 大阪城天守閣(史跡、通常料金600円)
- 重要文化財 大阪城の櫓(史跡、通常料金700円)
- 四天王寺(中心伽藍、本坊庭園)(寺院、通常料金各300円)
- 堺市立町家歴史館 清学院(史跡、通常料金100円)
- 堺市立町家歴史館 山口家住宅(史跡、通常料金200円)
【温泉】
- 天然温泉 なにわの湯(天然温泉、通常料金800円)
- 天然露天温泉 スパスミノエ(天然温泉、通常料金650円)
【その他】
- 道頓堀ZAZA(お笑いライブ、通常料金500円)
- JAPAN NIGHT WALK TOUR(ウォーキングツアー、通常料金1,000円)
- HEP FIVE観覧車(観覧車、通常料金600円)
- 天保山大観覧車(観覧車、通常料金800円)
- さきしまコスモタワー展望台(展望台、通常料金700円)
- 通天閣(タワー、通常料金700円)
- レッドホース オオサカホイール(大観覧車)(観覧車、通常料金1,000円)
料金
- 一日券:2,500円
- 二日券:3,300円
- 拡大版:2,900円~3,200円(拡大範囲による)
- 万博記念公園版:2,950円
その他
周遊パス購入でもらえるクーポン利用で、他の施設での割引や店舗での特典が受けられます。
すべてを回るのは無理、どこを回るか決めるのも楽しみ
無料で利用できる施設は数多くあり、すべてを1日あるいは2日で回ることはできません。
どれをどんなルートで回るかを考えるのも、楽しみの一つなように思います。
車は駐車場へ停めて電車・バスを利用しよう
各施設の利用料は無料になっても、駐車場代を支払っていると結構な金額になってしまいます。
せっかく市内の多くの交通機関が乗り放題になっているので、車は打ち切りのある駐車場へ停めて、電車・バスで移動するのがおすすめです。
天然温泉の利用もできる
車中泊だとスーパー銭湯や温泉施設などを利用することになりますが、この大阪周遊パスを購入すると2か所の温泉施設が無料で利用可能です。
駐車場代は必要になりますが、車に戻ってから温泉施設を利用するのがおすすめです。
車中泊は道の駅「しらとりの郷・羽曳野」がおすすめ
大阪観光を十分楽しんだ後は、道の駅「しらとりの郷・羽曳野」で車中泊するのはいかがでしょうか。
道の駅「しらとりの郷・羽曳野」の詳細は、以下の記事で紹介しています。

大阪は観光に力を入れているので、このような周遊パスができたみたいです。
他の地域でもこれくらいお得なパスができるといいですよね。
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