車中泊旅行では車を停車した後、エンジンは止めています。
夏でも夜になると暑さは和らぐものですが、それでも車内の温度が高く、寝苦しい時もあります。
このような時はクーラーが欲しくなりますが、就寝時のアイドリングはマナー違反となりますので、クーラーを使うことはできません。
そこで私は夏の車中泊旅行では、クリップ式のミニ扇風機を持っていくようにしています。
この扇風機を動かすために使うのが、ポータブル電源です。
ずいぶん前になるのですが、セルスターという会社のPD-350というポータブル電源を購入し、車に積み込んでいました。
これだと満充電でクリップ式の扇風機を朝方まで使うことが可能でした。
使った分は翌日充電しないといけないのですが、車のDC12V電源で充電可能ですので、翌日の移動中にシガーソケットに充電用のDCケーブルを差し込んでおけば、夜までにしっかり充電されており、またクリップ式の扇風機を使うことができます。
疲れているのに暑くて寝ることができないのは苦痛ですが、ポータブル電源を購入し車中泊旅行にクリップ式の扇風機を持っていくようになってからは、夏でも快適に車内で休むことができています。
また使っているポータブル電源は定格出力で120Wまで使用可能とのことですので、扇風機以外にも、ノートパソコンの電源などにも使っています。
比較的早い時間に運転するのをやめて、就寝までに時間があるときは、ノートパソコンで映画などを鑑賞することもあるのですが、ポータブル電源があればノートパソコンのバッテリーを気にすることなく使うことができるのでたいへん便利です。
また私は使ったことがないのですが冬の車中泊の場合は、ポータブル電源で電気毛布を使いながら寝れば寒くないそうです。
購入後数年使った時点でバッテリーの寿命で充電ができなくなったのですが、同じタイプの安価なバッテリー(Long WP20-12)を購入し、交換したところ、また元のように使えるようになりました(交換後これまで、問題なく使えています。ただし交換は自己責任でお願いします。)。
エンジン停止後も車内で電化製品が使えるメリットは大きく、ポータブル電源は買ってよかったと思うモノの一つです。
キャンピングカーではサブバッテリーシステムを構築するのも一つの方法だと思いますが、普通車での車中泊旅行では、ポータブル電源を持っていくのがよいと思います。
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