車中泊ポイントで車を停めた後、数時間はエンジンの熱によって車内の温度が上がってしまいます。
冬の間は車内の温度が下がりにくくて良いのですが、夏は暑くてたまりません。
そこで夏の間はエンジンが冷えるまで、窓を開けて換気をするようにしています。
でも何も対策せずに窓を開けていると車内に虫が入ってきますので、窓にかぶせるタイプの網戸を購入して使用していました。
こんなタイプのものです。
後部のドアにかぶせるので簡単に網戸を設置できるのは良いのですが、メッシュが細かい上にネットが内と外の二重になってしまうので、微風程度では車内に風を通すことができず車内の気温を下げることはできませんでした。
そこで自宅にあった網戸用のネットを使って、車用の網戸を自作することにしました。
自宅で使っている網戸用のネットなら、風を通すことは分かっているので安心です。
車外に付けるか車内に付けるか
車に網戸を設置する場合に、車外に設置する方法と車内に設置する方法の二通りがあると思います。
車内に設置する方法ならすっきり設置できそうですが、窓の大きさにピッタリ合うフレームを作る必要があり結構大変そうです。
そこで今回は車外に設置する方法で簡単に網戸を作ることにしました。
切断したネットの端の処理
ネットは縦糸と横糸が編まれてネットになっていますが、これを切断し、そのままにしておくと、端からほつれてきてしまいます。
これを防止するために、ボンドを使って端を固めたり、ライターの火で焼いて固めたりすることが考えられますが、今回は配線カバーを使うことにしました。
床の配線などを隠すためのアレですね。
配線カバーでネットを挟みこむことによって、糸のほつれを防止するようにします。
車体に固定する方法
今回はマグネットを使って、車体に網戸を固定したいと思います。
最近ではマグネットがテープ状になったものも売られていますので、それを使うことにしました。
ネットに直接マグネットテープを貼り付けるのは難しいように思いますが、配線カバーになら、簡単にマグネットテープを貼り付けることも可能です。
そして100均で購入した材料が以下です。
失敗!ネットが挟めない
配線カバーは窓より少し小さいのですが、予め50cmにカットされたものを購入しました。
でもこれが失敗でした。
購入したタイプのものでは、ネットを挟み込んで、固定することができませんでした。
購入したものは、写真のようにカバー部分が小さいものだったのですが、これではネットを挟み込むと、カバー部分が台座部分に、はまらなくなってしまいました。
そこでネットを挟み込める配線カバーを再度購入しました。
再購入したものがこちらです。
こちらの配線カバーなら、カバー部分が大きく、台座部分を覆うように、はまるので、ネットを挟み込んでも、カバーをはめることが可能です。
そして完成して、車に取り付けたものが以下です。
マグネットテープできちんと固定できるか心配だったのですが、結構しっかり固定できています。思いのほか、しっかりボディに張り付いているようです。
これなら風などで網戸が外れてしまうこともなさそうです。
サイドの隙間が課題
でも問題は、サイド部分のすきまです。
車のボディは直線的ではないので、どうしても隙間が少し空いてしまいます。
このままでは、もしかすると虫が入って来るかもしれませんので、何らかの対策が必要です。
養生テープなどで貼り付ける方法が簡単そうですが、良い方法がないか、もう少し考えてみたいと思います。
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