気温が高くなってくると冷たい飲み物が飲みたくなりますね。
また夏場の車中泊旅行では、持参する食材や旅の途中で購入した食材の傷みが気になりますよね。
旅の途中に立ち寄った道の駅で売られていた食材がおいしそうだったりした時でも、夜まで持たなそうなら、購入をあきらめるしかありません。
そんなときのために夫婦が車中泊旅行するときは、発泡スチロールでできた簡易タイプのクーラーボックスを持っていき、この中で飲み物や食材を保存するようにしています。
でもクーラーボックスだと毎日板氷を購入して補充するのが面倒なんですよね。
そこで今回はポータブルタイプの冷蔵庫について考えたいと思います。
ポータブル冷蔵庫
車内での利用を想定したポータブル冷蔵庫ですが、さまざまなタイプのものが販売されています。
低消費電力タイプ
移動中はインバーターに接続しておけば、消費電力をそれほど気にする必要はありませんが、停車後は、ポータブル電源やサブバッテリーで動かすことになりますので、消費電力は小さいにこしたことはありません。
以下のようなものなら車載を前提に作られていますので、消費電力も小さいです。
こちらの製品は冷蔵時の消費電力が、DC2.8A(34W)ということですから、夫婦が使っているポータブル電源でも6時間くらいは使えそうです。
※ポータブル電源で使っているバッテリーは5時間率で17Ahということなので、2.8Aで割ると17Ah÷2.8A=6.07hとバッテリーの劣化を考慮しなければ6時間程度は使えるということになります。
ただしバッテリーの劣化を考えると使用時間を短くするか、もう少し容量の大きなバッテリーを使った方が良さそうです。
電源を切ってもクーラーボックス同様、しばらくは冷えた状態が維持できると思いますので、ポータブル電源で使うなら、タイマーなどをセットして、電源の供給時間を短くした方が良さそうです。
バッテリー内蔵タイプ
またバッテリーが内蔵されているタイプの冷蔵庫も販売されています。
これならポータブル電源の電力は他に回せます。
内蔵バッテリーで消費電力を抑えて使用すれば、24時間近く使えるということです。
カセットガス使用タイプ
カセットガスを使うタイプのポータブル冷蔵庫もあります。
冷媒をガスの火で気化させて庫内を冷やす仕組みです。
こちらの製品はガスを燃焼させることになりますので、車内で使用する場合は換気が必須となります。
車内のどこに置くか
いずれの製品もそれなりの大きさ、重量があります。
発泡クーラーボックスなら板氷を入れても重さは気なるほどではありませんので、就寝時は助手席に置いたりすることも簡単です。
でもポータブル冷蔵庫だとそれなりの重さになりますので、就寝時に場所を動かしたりするのは面倒なように思います。
そう考えると普通車にポータブル冷蔵庫を載せて車中泊するのはスペース的に少々厳しいように思います。
ポータブル冷蔵庫は氷の補充も不要ですので、長期の車中泊旅行では大変便利だと思います。
でも設置場所のことを考えると、バンタイプの車での使用を前提に考えた方が良さそうです。
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