1週間程度の車中泊旅行に出かけると、着替えなどで結構な荷物になります。
多くなった荷物をそのままにしておくと、寝床スペースが狭くなってしまいます。
そこで、増えた荷物をどうするか考えないといけません。
昔の旅クルマでは足元のスペースに突っ張り棒を使って、棚を作っていました。
突っ張り棒は、寝返りを打つ時に邪魔にならない高さで突っ張る様にします。 そして就寝時に荷物はこの突っ張り棒で作った棚の上におくことによって、寝床スペースには荷物を置く必要がなくなります。
ただし突っ張る力が弱いので、移動中は棚の上に荷物を置かないようにしないと、棚が落ちてしまいます。
また突っ張る力以上に上に荷物を載せてしまうと、就寝中に棚がずり落ちてきて、目が覚めることになってしまいます。
そこでもっとうまい方法がないかと考えたのが、車内にあるネジ穴を使って、棚を作る方法でした。
昔の旅クルマの後部には荷物を固定する用のフックがあり、これをレンチを使って外すと、ネジ穴が出てきます。
左右4箇所のフックを固定しているボルトを外し、そこに15cm 程度の棒ねじをねじ込みます。そして適当な金属をステー代わりにして、左右のステーを1m 50cm 程度の棒ねじでつなぎ、ナットで締め付け少しだけテンションをかけます。
これでかなりの重さの荷物でも棚がずり落ちることがなくなり、夜中に目が覚めることもなくなりました。
今乗っているSUVにはカーゴネットがついているのですが、アルミのしっかりした棒を使っているので、この上に荷物を載せています。
さすが純正のカーゴネットなので、かなりの重さの荷物を上に載せても、ずり落ちてくるようなことはありません。
また2本のアルミの棒の上に板を置けば簡易的な棚になりますので、テーブル代わりに使うことも可能です。
着替えなどの荷物は、衣装ケースに入れて車に積み込みます。
移動中は棚の上に載せておくと落ちてしまうので、座席の上に置いたりしているのですが、夜、道の駅の駐車場などで寝床を作る際に、さっと棚の上に荷物を置けるように、荷物をまとめておいた方が便利です。
そのためホームセンターなどで小さめの衣装ケースを買って使っていました。
スーパーの買い物用のバスケットなんかも便利だと思います。
また車中泊旅行では、日帰り温泉に入ったりしますので、濡れたタオルを乾かしたいですよね。
夫婦は車の天井に物干し棒を渡して、ここに濡れたタオルをかけて乾かしていました。
洗濯ロープだとたるみができてしまい濡れたタオルが真ん中に寄ってしまうので、棒を使って物干し棒を自作していました。
車の中で快適に過ごそうとすると荷物が増えるものですが、増えた荷物はこのようにして収納することによって邪魔にならないようにしています。
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