車中泊をしたことのない人からすると、車中泊には不安がたくさんあるようです。
夫婦も最初の頃は様々な不安を抱えながら、車中泊をしていました。
その一つに夜中に車で寝ていて、警察から職務質問などされないかという不安でした。
なにも悪いことをしていないので、職務質問を受けても平気と言えば平気なのですが、あまり気分の良いものではありません。
そこで夫婦は警察から職務質問されないように気を付けながら車中泊旅行を楽しんでいます。
職務質問とは
警察が行う職務質問とは、警察官職務執行法第2条に基づいて、異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者又は既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知っていると認められる者を停止させて質問することができる必要最小限に用いられる行為のことを言います。
この定義によれば、職務質問は以下の者に対してなされることになります。
- 異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者
- 既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知っていると認められる者
反対にこれらの者に当てはまらなければ、警察から職務質問を受けることはありません。
車中泊する場所を選ぶ
2009年から2年間限定で行われた高速道路の一律1,000円にする制度がきっかけとなり、以前に比べると車中泊をされる方は増えました。
ただ車中泊する人よりはしない人の方が圧倒的に多く、人によっては車中泊は奇異な行動に見られることもあります。
そのため、夫婦は車中泊する場所を選ぶようにしています。
例えば夫婦は路上やコインパーキング等では車中泊はしないようにしています。
夫婦は車中泊するときは外部からの視線を遮るために、すべての窓にシェード(目隠し)を使うのですが、もし自分の家のそばで、このような車を見かけるとやっぱり不審に思うと思います。
近隣住民に不審に思われるということは、それだけ警察へ通報され、職務質問を受ける恐れがあるということだと思いますので、夫婦は路上やコインパーキング等では車中泊しないようにしています。
近隣住民や他の利用者に迷惑を掛けない
夫婦が車中泊する時は、道の駅を利用させてもらうことが多いです。
でも道の駅を利用する場合でも、近隣住民や他の利用者に迷惑をかけることがないように気を付けています。
夜間、道の駅で騒いだりしていると近隣住民や他の利用者は迷惑だと思います。
そうすると警察へ通報され、やってきた警察に職務質問を受けることになります。
なので道の駅で車中泊する時でもアイドリングを続けたり、大声で会話したりして近隣住民や他の利用者に迷惑をかけることがないように気を付けて車中泊するようにしています。
このようなことに気を付けて車中泊している夫婦は、これまでに警察の職務質問を受けたことはありません。
これからも自分勝手な車中泊にならないように、マナーをしっかり守ることによって、周りから見ても不審に思われないようにして、車中泊旅行を楽しみたいと思います。
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