夫婦は車中泊するときはポータブル電源を使っています。
家で使っている家電製品も消費電力の少ないものなら使えるので、大変便利です。
なので車中泊するなら電源を準備することをおすすめするのですが、電源にも色々な種類があります。
何を、どれくらいの時間、車の中で使いたいかによって、最適な電源を選んでください。
インバーター(アイドリングで使用)
インバーターさえあれば、車の中で家電製品は使用可能です。
ただし車のバッテリーへの負担を考えるとインバーターはエンジンを掛けて使用することになりますが、車中泊ポイントでアイドリングを続けることは近隣住民や他の利用者に迷惑をかけることになり、マナー違反となってしまいます。
従って車を停車させた後も家電製品を使いたいなら、他の方法を考える必要があります。
ポータブル電源(鉛バッテリー)
夫婦が使っているポータブル電源はセルスターのPD-350という製品です。
内蔵バッテリーの容量は17Ahとなっています。また定格出力は120W(最大出力150W)となっていますので、消費電力がこれ以下の家電製品なら多くのものが使用可能です。
また実際の家電製品の使用時間ですが例えば消費電力20W程度の扇風機なら、6時間くらいは動かすことが可能なので、暑い夏の車中泊でも安心です。
内蔵バッテリーは鉛バッテリーなのですが、鉛バッテリーは比較的安価に購入できるところがメリットです。
実際に夫婦は内蔵バッテリーの交換を行っていますが、交換用バッテリーは5,000円以下で購入しました。
リチウムイオンバッテリー
ポータブル電源には、内蔵バッテリーにリチウムイオン電池を使っているものもあります。
リチウムイオン電池を使っているポータブル電源は重量が軽く、小さいのがメリットです。一方で鉛バッテリーと比べて高価なのがデメリットです。
上記製品であれば、夫婦が使っているポータブル電源の6倍以上の容量もあります。また内蔵されているインバーターも最大出力300Wまで対応してくれるので、より多くの家電製品が車内で使えそうです。
モバイルバッテリー
ポータブル電源はそれなりの大きさがあり、狭い車内では置き場所に困ることもあります。
そこで小型のモバイルバッテリーを使う方法もあります。
以下の製品は容量が25,000mAhとモバイルバッテリーながら、夫婦が使っているポータブル電源よりも容量が大きいので、安心です。
最近は様々なUSB機器が販売されていますので、これらの使用がメインなら、モバイルバッテリーでも十分です。
上記製品はACコンセントがなくUSB機器専用になりますが、以下の製品ならACコンセントもついており、消費電力の小さな家電製品なら使えるようです。
発電機
発電機があれば充電残量を気にすることなく、家電製品を使用することが可能です。
ただし車中泊ポイントで発電機を動かすのはアイドリング同様、近隣住民や他の利用者の迷惑にもなりますので、使用できるシーンは限定的なように思います。
また大きさを考えても、普通車での車中泊に発電機は現実的ではありません。
外部電源
電気を持ち運ぶことをやめて、車中泊ポイントで供給される電源を使用することも考えられます。
オートキャンプ場やRVパークでは電源付きサイトも用意されていますので、これらで車中泊するなら電源を持ち運ぶ必要はありません。
ただし目的地のそばにオートキャンプ場やRVパークがなければ利用することはできませんので、一般的な車中泊旅行では、難しいかもしれません。
家で使っている家電製品を車内でも使うことができれば、快適な車中泊旅行が可能です。
うまく電源を持ち出して、快適な車中泊を楽しむようにしてください。
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