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【車中泊クルマ】新型ハイエースは車中泊向きか

バンコンタイプのキャンピングカーのベース車として人気のハイエースですが、マイナーチェンジされましたね。

2018年あるいは2019年にはフルモデルチェンジが予定されているハイエースですが、今回のマイナーチェンジではどこが変わったのでしょうか。

トヨタセーフティセンスPの搭載

事故を未然に防ぐために、

  • プリクラッシュセーフティ
  • レーンディパーチャーアラート
  • オートマチックハイビーム

の3つの安全機能を標準装備するようになりました。

長距離を運転することになる車中泊旅行では、はっとするようなことも多々あります。レーダークルーズコントロールは非搭載なので、ドライバーの運転支援という面では、物足りない部分もありますが、車中泊旅行での安全性は確実に向上しているといえるでしょう。

プリクラッシュセーフティ

レーザーレーダーとカメラを用いて前方の障害物を検知し、衝突の危険がある場合、まずドライバーにブザーとディスプレイ表示で警報を出すことでブレーキを踏むように促してくれます。

またドライバーが衝突の危険に気づいてブレーキを踏んだ場合、強力なブレーキアシストを作動させてくれます。仮にブレーキを踏まなかった場合でも、例えば、停止車両に対し自車の速度が30km/hの場合は、自動ブレーキにより約30km/hの減速を行い、衝突回避を支援してくれます。

自動ブレーキは約10~80km/hの幅広い速度域で作動し、実際に発生している追突事故の80%以上に対応してくれます。

レーンディパーチャーアラート

カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱による衝突事故の回避を支援してくれます。

オートマチックハイビーム

カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界確保を支援してくれます。

エンジンの改良

今回のマイナーチェンジで、ディーゼルエンジン車のエンジンが変わっています。ランドクルーザープラドに搭載されているクリーンディーゼルエンジン「1GD-FTV」が搭載されることになりました。またガソリン車と同様に、トランスミッションも6速ATになりました。

これらによりディーゼル車の燃費が向上しています。

夫婦もディーゼル車を前提に考えていますので、少しでも燃費が良くなるのは助かります。

セキュリティアラーム

盗難の多いハイエースですが、イモビライザーシステムが全車に標準装備されました。またキー操作に連動して自動的に盗難防止システムをオン/オフするオートアラームも装備されました。

ハイエースの盗難が本当に多いようですので、セキュリティの向上が図られたことはありがたいですね。

価格変更

購入を検討している人にとっては、残念ですが、上記ような追加装備が施されていることもあり、ガソリン車で10万円程度、ディーゼル車では30万円程度、値上がりしています。

車中泊向きのリラクベース

今回のマイナーチェンジに合わせて、レトロな外観をもつコンプリートカーの「リラクベース」を販売しています。

リラクベースにはオプションで、補助バッテリーやベッドキットの設定もありますので、手軽に車中泊したい人はチェックしてみてください。

ただし、「リラクベース」にはトヨタセーフティセンスPは搭載されていませんので、注意が必要です。

 

 

2018年あるいは2019年にはフルモデルチェンジが予定されているハイエースですが、その時には荷室が狭くなるセミキャブオーバーへの変更が予定されています。

でも今回のマイナーチェンジでは、内装や外装にはほとんど変更はないようです。なので、従来同様、ハイエースで快適な車中泊を行うことが可能です。

一方で安全性は確実に向上しています。長距離を移動することになる車中泊旅行ですが、新型ハイエースなら安心ですね。

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