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飲酒運転で捕まる?車中泊するときの飲酒で注意すべきこと

これからの季節、一日を終えた後に飲むビールはたまらないですよね。

車中泊旅行ではご当地物の魚介類や野菜、肉などを肴に車の中でゆっくり過ごしながら飲む酒は最高です。

でも車中泊旅行で飲酒する際には、気を付けなければならないことがあります。

もし何も考えずに飲酒してしまうと飲酒運転で捕まってしまうこともあり得ますので、注意が必要です。

飲酒運転とは

そもそも道路交通法65条第1項では「何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。」と飲酒運転を禁じています。

また道路交通法第2条1項17号において運転とは「道路において、車両又は路面電車(以下「車両等」と言う。)をその本来の用い方に従って用いる事をいう。」と定義されています。

 

なので飲酒運転かどうかは

  • 道路において
  • 車両等を本来の用い方に従って用いている

かどうかで判断することになります。

 

ここでいう「道路」とは、公道はもちろん私道や一般の用に供している場所のことを指し、「道路」の形態をしていなくても一般の人たちが自由に通行できる場所は、道路交通法でいう「道路」に該当します。

従って道の駅や高速道路のパーキングエリアなどは「道路」に該当しますので、道の駅で飲酒をして車を運転した場合は、飲酒運転となってしまいます。

 

また「本来の用い方に従って用いている」とは、車両等の運転席において、ハンドルやブレーキ等を操作することと考えらますので、車中泊中に飲酒をして寒くなったので、エンジンをかけただけでは、「運転」には該当しないと考えられます。

 

従って道の駅などで車中泊している時に、飲酒してエンジンをかけたとしても、それだけでは飲酒運転には該当しないことになりますが、ハンドルやブレーキを操作した時点で飲酒運転になりますので注意が必要です。

車を動かせないリスク

車中泊していて犯罪に巻き込まれることは、ゼロではありません。

実際に車中泊していて襲われる事件も発生しています。

 

そのためこちらの記事でも書きましたが、車中泊するときでもすぐに車を動かして、逃げれるように準備はしておくべきと思います。

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でも飲酒してしまうと、正常に車を運転することができません。

 

また犯罪に巻き込まれないとしても車を停めた場所が想定外に騒がしく、少し車を移動させたくなることはよくあることです。

こんな時でも車を動かせなくなるので車中泊で飲酒するときは、これらのリスクを十分に理解して行うべきと思います。

どちらかは飲酒を我慢する方法も

夫婦で車中泊旅行されている方なら、どちらかは飲酒しないというルールを設けるのも一つの方法と思います。

車中泊旅行中は何が起きるか分かりませんので飲酒するときでも、どちらかがすぐに運転できるように片方は飲酒しないようにする方法もあると思います。

職務質問で困ることがあるかも

パトカーがやってきて、職務質問されたときに、困ったことになることも考えられます。

もし警官に「ここまで酒気帯びで運転してきたのではないか」と言われたときに、反論するのが難しいように思います。

 

現行犯でなければ検挙はないと思いますが、職務質問が長引くことも考えられます。

このようなことを考えると、車中泊のときの飲酒は控えるべきかもしれません。

それでも飲むときは、ほどほどに

車中泊する際にリスクを承知の上で、お酒を楽しむ程度に飲酒するのは個人の自由だと思います。

でも泥酔して騒いだりして近隣住民や他の利用者に迷惑をかけるようなことは、しないようにしましょう。

また翌日の運転に響かないようにお酒を楽しむにしても、ほどほどにしておくことが重要です。

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