先日こんなものを見つけました。
運転席と助手席を180度回転させることができるシートです。
海外のキャンピングカーではフロントシートを回転させて、リビングモードで使えるようにしてあるものもよく見かけますが、日本のキャンピングカーではあまり見かけません。
キャンピングカーでは車を停車させた後、ゆっくりくつろいだり、食事をとったりするリビングダイニングスペースと就寝するためのベッドスペースが必要です。
両方をうまく配置させるのがキャンピングカービルダーさんの腕の見せ所だと思いますが、フロントシートを回転させて、リビングダイニングスペースの一部に取り込むことによって、車内の有効スペースが一気に広がるように思います。
特にうちのように夫婦で車中泊する場合は、シートは2つあれば足りますので、そうだと思います。
従来だとリビングダイニングスペースとベッドスペースの両方を配置しようと思うと、それなりのスペースが必要になりますので、どうしてハイエースのようなバンタイプの車がベースになります。
でもフロントシートを回転させて、リビングダイニングスペースのシートとして利用できれば、あとはベッドスペースの配置を中心に考えてやればよくなりますので、もっと小さな車でも快適な車中泊ができるかもしれません。
ホワイトハウスさんというキャンピング―ビルダーさんが開発された商品なのですが、強度検討書もつきますので、車検も問題なくとおせます。
またハイエースの他、VOXYとステップワゴン、デリカD5用のものも発売されており、今後ラインナップを増やしていく予定だそうです。
自分で取り付けることができる人はアマゾンや楽天することも可能ですし、取り付けができない人は、ホワイトハウスさんに車を持ち込むか、近所のキャンピングカービルダーさんに相談すれば取り寄せて施工してもらえるかもしれません。
工賃を含めると運転席、助手席合わせて20万円くらいの費用が掛かるかもしれませんが、価格に十分見合うだけの価値はあるように思います。
夫婦も近い将来、普段使いもできるようなキャンピングカーを購入したいと考えていますが、このようなシートを発見したことによって、選択の幅が広がったように思います。
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